Japanese Bible

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ハバクク書 12

Colloquial Japanese Bible Kougo-Yaku (1954-55)

ハバクク書 12



それゆえ,わたしたちも,これほど大勢の雲のような証人たちに囲まれているのですから,あらゆる重荷と,すぐに絡みつく罪とを捨てて,わたしたちの前に置かれた競走を忍耐して走ろうではありませんか。 
信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。彼は,自分の前に置かれた喜びのゆえに,恥をものともせずに十字架を耐え忍び,神のみ座の右に座られたのです。 
罪人たちによるこのような反抗に耐え忍ばれた方のことをよく考えなさい。あなた方が疲れ,あなた方の魂が弱り果てることのないためです。 
あなた方は罪と闘うにあたって,まだ血に至るまで抵抗したことがありません。 
そして,子供たちに対するようにしてあなた方に語られている,次のような勧めを忘れてしまっています。 「わが子よ,主の懲らしめを軽んじてはならず, その方から戒められるとき,弱り果ててもいけない。 
主はご自分の愛する者を懲らしめ, 受け入れる子をすべてむち打たれるからだ」。 
あなた方が耐え忍んでいるのは鍛練のためです。神はあなた方を子供たちのように扱っておられます。というのは,父親が鍛練しない子などいるでしょうか。 
しかし,みんなが共にあずかっている鍛錬をあなた方が受けていないとすれば,あなた方は私生児であって,子ではありません。 
さらにまた,わたしたちを懲らしめるために,同じく肉の父親たちがいて,わたしたちは彼らに敬意を表わしていました。霊の父にはなおのこと,服従して生きるべきではないでしょうか。 
10 というのは,確かに父親たちは,少しばかりの日々,自分が良いと思うままにわたしたちを罰しましたが,その方は,わたしたちの益のため,わたしたちがご自分の神聖さに共にあずかる者となるために罰してくださるのです。 
11 懲らしめはすべて,その時は喜ばしいことではなく,つらいことに思えますが,後になれば,それによって訓練された人たちに,義という平和な実を生み出すのです。 
12 ですから,垂れ下がった手と衰えたひざをまっすぐにしなさい。 
13 そして,不自由な足が脱臼《きゅう》することなく,むしろいやされるように,あなた方の足のためにまっすぐな道を造りなさい。 
14 すべての人たちとの平和を追い求めなさい。また聖化を追い求めなさい。それなくしてはだれも主を見ることはできません。 
15 神の恵みに達していない人が出ることのないよう,また,苦い根が伸びてきてあなた方を悩まし,それによって多くの者たちが汚されることのないよう,よく注意しなさい。 
16 一度の食事のために自分の長子の権利を売ったエサウのように,淫《いん》行の者や神聖さを汚す者にならないようにしなさい。 
17 というのは,彼が後から祝福を受け継ぎたいと願ったのに退けられたことを,あなた方は知っているからです。彼は,涙をもってそれを切に求めましたが,思いの変化の余地を見いだせなかったのです。 
18 あなた方が近づいているのは,触れることのできる,火で燃えている山や,暗黒,暗闇,暴風雨, 
19 らっぱの響き,言葉の声の前ではありません。それを聞いた者たちは,これ以上自分たちに言葉が語られることのないように懇願しました。 
20 彼らは,「獣であっても山に触れるなら,それは石打ちにされ{TRは「るか,矢で射られ」を加えている。[出エジプト 19:12-13を見よ]}なければならない」と命じられたことに耐えられなかったのです。 
21 また,その光景があまりにも恐ろしかったので,モーセは,「わたしはおびえ,震えている」と言いました。 
22 しかし,あなた方が近づいているのは,シオンの山,また生ける神の都,すなわち天のエルサレム,そして無数のみ使いたち, 
23 すなわち全体の集会,また天で登録されている初子たちの集会,すべての人の裁き主である神,完全にされた正しい人たちの霊, 
24 新しい契約の仲介者イエス,さらに,アベルの血よりも立派に語る,振り注ぎの血の前なのです。 
25 語っている方を拒まないように気をつけなさい。地上で警告していた人を拒んだ人々が逃れられなかったのであれば,天から警告される方に背を向けるわたしたちは,なおさら逃れることはできないでしょう。 
26 その時,その方の声は地を揺り動かしましたが,今や,次のように約束されています。「わたしはもう一度,地だけではなく,天をも揺り動かすだろう」。 
27 この「もう一度」という表現は,揺り動かされないものが残るために,揺り動かされるものが,造られたものとして取り除かれることを示しています。 
28 それゆえ,わたしたちは,揺り動かされることのない王国を受けようとしているのですから,感謝の念を抱きましょう。それによって崇敬と畏《い》敬の念をもって,受け入れられる仕方で神に仕えるのです。 
29 わたしたちの神は焼き尽くす火だからです。